- 断乳スケジュールをいつから立てればいいかわからない
- 断乳をはじめる条件は?
- 先輩ママたちはいつからはじめたの?
子育てをしていると「おっぱいの卒業」は必ずやってきます。
- 次の子を妊娠した
- 保育園に入るまでには
- ママが薬を飲まないといけなくなった
など、いろいろな事情がありますよね。
私も先日、仕事復帰が近いということもあり、次男の断乳を決意!
ゆっくりと1ヶ月半ほどかけて、親子共々少ないストレスで、スムーズに断乳することができました。
そんな私の体験談も交えて、『断乳』をテーマに4つの記事に分けて詳しくお話ししていきます。
これから断乳しようと考えている方の参考になると思いますので、ぜひこのまま読み進めてみてくださいね。
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断乳スケジュールはいつから立てる?
断乳・卒乳を始める時期は、1歳頃が1つの目安となるようです。
私も長男・次男ともに1歳を少し過ぎた頃に断乳しました。
離乳食が3回食になり、食事から栄養をしっかり取れるようになったら、母乳からの栄養がなくても大丈夫と言われています。おおよそ、1歳を過ぎた頃です。
引用:ウチコト
そのほかにも目安となるポイントがいくつかあります。
- 赤ちゃんとママが元気
- 気候がおだやかな春や秋
- 1日3回の離乳食が習慣になってきている
- マグなどでしっかりと水分補給ができる
- 話しかける声に反応したり、応じたりできる
月齢
断乳の時期ですが、早い場合で10ヶ月頃~が目安と言われています。
1日3回の離乳食で栄養が取れる状態であることが絶対条件なので、栄養を摂取できるようになってくる離乳食後期から完了期と考えると、やはり1歳頃~がおすすめです。
季節
水分補給がたくさん必要となる夏はなるべく避けたほうが◎
できれば、気候がおだやかな春や秋がおすすめです。
体調
体調のいい時期に行うことがとても大事になってきます。
赤ちゃんかママが体調を崩してしまうと、せっかく進めていた断乳も中断して振り出しに戻ってしまいます。
もしどちらかが体調を崩した場合、無理をしないで断乳は一旦ストップしてください。
焦らず赤ちゃんとママの健康を優先しましょう。
「月齢・季節」を考慮し、「いつまでに断乳を成功させたいのか」、を逆算してスケジュールを立てておくことが成功への第一歩です。
スケジュールを立てたら、その日までに体調を整えておきましょう。
\私が成功した断乳スケジュールはこちら/

先輩ママの傾向とベストな時期

画像引用:こそだてハック
グラフを参考にしてみると、全体の約80%を「0歳6か月〜11か月」、「1歳0か月〜1歳6か月」が占めていることがわかります。
離乳食の開始が生後5か月~6か月頃で、離乳食完了が1歳~1歳半頃。
早めの仕事復帰を考えているママは、生後6か月ぐらいの断乳を検討する場合もあるでしょう。
よほどの理由がない限り、離乳食が完了する1歳~1歳半頃に、卒乳や断乳を考えるママが多いようです。
私のまわりでも1歳を目安に断乳する人が多かったです。
断乳は早い方がいい?
断乳は早い時期にはじめた方がいいのでしょうか?
Wikipedia(ウィキペディア)には【「早ければ良い」というようなものではない】と書かれています。
断乳の適切な時期については、育てる側にも様々な考え方があり、また赤ちゃんひとりひとりごとに事情も異なっているので、一概には言えない。
「早ければ良い」というようなものではない、とされる。
3食とも離乳食となり栄養が充分に摂れていることが確認できると、断乳を検討しはじめても良い時期となる。
12ヶ月頃を目安に断乳すると良い、と言う人もいる。
引用:Wikipedia
スケジュールを立てたら、断乳を実行できる条件がそろっているかもチェックしておきましょう。
断乳を始める絶対条件
断乳するには外せない条件があります。
それは『母乳やミルク以外で十分な栄養をとれていること』
食べたり食べなかったりとムラがあっても、1日3回の離乳食から栄養が取れる状態であることが絶対条件です。
「おっぱい・ミルク以外で十分な栄養をとれていることが重要です。
食べたり食べなかったりと食べむらが少しあったとしても、1日3回の離乳食が習慣になっていることが絶対条件です」(新村先生・以下同)引用:たまひよ
離乳食後期になると、1日3食が習慣化されている赤ちゃんも多いと思いますので、断乳を始めるにはちょうどいい時期です。
断乳スケジュールを立てて断乳した結果

断乳で苦労したこと
私の場合、断乳はスムーズに成功したのですが、「心の葛藤」が1番大変だったかもしれません。
母乳を飲ませているとき、乳首を吸われる刺激により、ママの脳内ではオキシトシンという幸せな気持ちになるホルモンが分泌されています。
かわいい我が子がおっぱいを飲む時間、それはママにとっても穏やかで心が休まる幸せな時間なのです。
おっぱいを飲んでいる子どもの顔を見ていると何とも言えない幸せな気分になり、「もうこの姿が見れなくなってしまう…」と思うとなかなか断乳に踏み切れない。
私も次男の断乳のとき、もう次の出産予定はなかったので、断乳の決行日を予定より引き延ばしてしまいました。。
この心の葛藤は、『断乳したいけど踏み切れない』多くのママに共通しているのではないでしょうか。
ママの気持ちを満たすことが大切
断乳は我が子にとって大きな出来事ととらえる方が多いかもしれませんが、『ママの心のケア』も大切です。
断乳することで、ホルモン変化による精神不安定(うつ病発症のリスクなど)が起こることも。
授乳後、わけも分からず悲しくなったり、気づけば涙が出ている、といった、情緒不安定な状態にならないように、授乳中はその都度、赤ちゃんも自分も満足できるよう心がけましょう。
断乳スケジュールを立てたら、その日まで心の準備をしておくことも大切。
断乳最後の日には、「いっぱい授乳したからもう満足!」と思えるのが理想です。
断乳成功後の感想
断乳はママにとっても赤ちゃんにとってもとってもさみしくてつらいものです。
私の場合、長男の時も次男の時も悲しくて泣いてしまいました。
でも、必ず『おっぱいからの卒業』はやってきます。
実際に2人の息子の断乳を経験してみて、1歳を迎える少し前からスケジュールを立て、1歳を過ぎたあたりで断乳を開始するのがベストなタイミングかなぁと感じました。
この時期になると食べれる食材も多くなっていて、おっぱいがなくても離乳食から十分に栄養が取れます。
余裕をもって断乳のスケジュールを立てたことで、失敗することなく断乳を終えることもできました。
気をつけたいことは、卒乳と違い、断乳はママの固い意志が必要だということ。
断乳が成功すれば、ママは睡眠時間が増え、心と体に余裕が生まれます。
ママと赤ちゃんのベストなタイミングを見つけて、ストレスの少ない断乳を心掛けてみてくださいね。
